初音ミク (Hatsune Miku)
コノハの世界事情 (Konoha no Sekai Jijou)
[じん「コノハの世界事情 (ft. 初音ミク, IA)」歌詞]

[Verse 1: Miku]
意味と夢と命を集めて
作られてしまった身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい

[Verse 2: Both]
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
また会いたいと呟いた

[Pre-Chorus: Miku, IA, Both]
ハリボテの街の 終末実験は
昨日時点で予想通り グダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で
そんな水色の 夢見てた

[Chorus: Both]
期待ハズレの車線の先で
小さな身体はまた飛び散った
泣き叫ぶ少女を 目醒めない僕は見ていた
秒針は進みだすのを止めて
世界もろとも眩(くら)みだそうとする
この夢は終わらない
[Verse 3: Both]
意味と夢と事態を合わせて
ただただ考えてく頭
「この世界はどうやら少しヤバイらしい」

[Verse 4: Both]
【これは彼と彼女のお話】
作られてしまった心では
もう言葉も届かない

[Pre-Chorus: Miku, IA, Both]
枯れる太陽の音 蒸せる炎天下の目
夏バテした世間に はじき出された様な
蝉の声がもう鳴り響き始めても
ユラユラ揺れる 透ける身体じゃ
伸ばした手も届かなくて

[Chorus: Both]
期待ハズレの視界の先で
秒針はふざけて立ち止まって
踏み潰される未来を 反対車線で見ていた
機械仕掛けの世界を抜けて
木の葉の落ちる未来の風景へと
君の目で

[Chorus: Both]
嗤(わら)う日差しはどこかに消えて
8月は何度でも過ぎ去って
「また来年だね」と笑いあう そんな未来なら?
期待ハズレの世界の隙間
予報外れの雨が降ってきた
その時に その時に
[Outro: Miku, Both]
例え未来が書き換わっていても
あの目は