初音ミク (Hatsune Miku)
悪役にキスシーンを (Kiss the Villain)
[40meterP「悪役にキスシーンを」ft. 初音ミク 歌詞]
[Verse 1]
シナリオどおりの恋は
もうすぐ終わりを迎える
観客は誰もいない
孤独なステージの上
[Verse 2]
僕に与えられたのは
嫌われ者の悪役で
君と結ばれる人は
僕じゃない他の誰か
[Pre-Chorus]
立ちすくむ二人の影
スポットライトが照らす
決められた台詞通り
僕はサヨナラを告げる
[Chorus]
慰めの言葉どれだけ並べたって
結末はもう変わりはしないし
ちゃんと君が大嫌いになれるように
最低最悪の僕を演じるよ
[Verse 3]
半端な優しさなんて
毒にも薬にもならない
幸せを願うのなら
傷つける勇気がいる
[Pre-Chorus]
足下にこぼれ落ちる
その涙の数さえも
はじめから決められてる
抗うことはできない
[Chorus]
ハリボテの街が夕焼けに染まって
僕たちの別れを彩る
見てくれを整えるために着飾った
恋愛感情は脱ぎ捨てる
[Bridge]
BGMが終わる頃
ステージは暗闇に包まれてく
[Chorus]
暗転の隙に君の手握り締め
遠いどこかへ連れて行こうか
そんな想像をする暇さえないくらいに
一分一秒が通り過ぎてゆく
[Outro]
君をひとり舞台に置き去りにして
振り返ることなく立ち去る
もう二度と顔も見たくないってくらいに
最低最悪な僕になれたかな?
ゆっくりと幕が降りる