初音ミク (Hatsune Miku)
迷子 (Maigo)
凍土を歩いている
寒風が骨身沁みる
ずっとずっと歩いている
誰かを探してる
二人で

今夜
月が輝いてる
兄が寂しそうだ
雪から
子供たちが現れた
「見て見て見て」と言った
兄は微かに笑みを浮かべた

もっと山に登れ
やっと山頂が見える
たしかに人がいる
もう見える
もっともっと近づくと
笑い声が聞こえる
お願いお願い神様お願い
地獄のような場所から逃げたい
ああ

見捨てられた世界で僕は朽ちていく
他に行く場所はない