初音ミク (Hatsune Miku)
うみなおし (Uminaoshi)
[MARETU「うみなおし (ft. 初音ミク)」歌詞]
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[Verse 1]
見え透いた嘘 信じ切ったりして
気付いたこと 気付いたこと
もう立ち止まるには遅いということ
黒ずんだ心 放っておいたりして
分かったこと 分かったこと
もう立ち直るには遅いということ
[Verse 2]
ああ、そんな奴の子に生まれて
惨めを真面目に蔑(さげす)まれて
分かってることは否認の失敗と
形骸化(けいがいか)した愛よ
おぼこ娘のおとめさび
役立たないものと覚えたり
残った役目は奴隷の再生成(せいさん)
それだけが生命
[Pre-Chorus]
この輪廻転生を仕舞えよ
いざぶち壊したれよこの世と
心と 体と これまでの無数の安寧を
はびこった偶像を見捨てよ
絡まった現状を見切れよ
冷たく 正しく 切り取れよ、歪ゆがんだ迎合を
[Chorus]
残念に 生まれ損なったあなたには
どう足掻いても
見るも無残な生き先しか 残っていないから。
いっそのこと、涙は枯らして
潔く諦めようぜ そうして幸せになろうぜ
あ、そっか!
[Verse 3]
見え透いた嘘 貪ったりして
気付いたこと 気付いたこと
もう夢の終わりが近いということ
見え透いた嘘 貪ったりして
気付いたこと 気付いたこと
もう夢の終わりが近いということ
黒ずんだ言葉 言い放ったりして
分かったこと 分かったこと
もう罪の咎めは近いということ
[Verse 4]
そんな無様なカタチに生まれて
自分に向く吐き気に追われて
分かってることは否認の失敗と
機能不全の愛よ
おぼこ娘のおとめさび
げに下らんものと見付けたり
叶えて進ぜよう、まだ見ぬ君の
「産まれたくない」を
[Pre-Chorus]
この輪廻転生を仕舞えよ
いざぶち壊したれよこの世と
心と 体と これまでの無数の安寧を
この森羅万象を逃れよ
入り組んだ感情を躱(かわ)せよ
この手に この目に 刻まれた無数の重態を
[Bridge]
度重なる、
自問自答 危険思想
大体喰らい尽くした愛の本性
今に見てろよと切った啖呵の純然かつ不格好な敗走
「生きてる間だけが全てだ」って信じきってる純な妄想誕生!
と、
奴隷の再生産、それだけの生命
繋いでは切って安全を自ら失っていく妙な快感
湿っぽい言葉ぶちまけてやって密室に湧く次の犠牲者
こんな気持も味わえる時点で解っているだろう この世のこと
こんな痛みも味わえる時点で解っているだろう その後のこと
[Chorus]
笑えないことばかりだったよな、
いつからか
積り積もった思い出に
クラっとくるわ!
両の視界を濡らして濡らして
終わったあれと別れようぜ
[Last Chorus]
完全に 生まれ損なったあなたには
どう もがいても
見るも無残な生き先しか
選べないから。
いっそのこと、涙は枯らして
ためらわずに 旅立とうか
もう一度 産まれ直そうか
そうして幸せになろうぜ
君は何も悪くないぜ
(多分)