初音ミク (Hatsune Miku)
りょうりにんのやくめ (The role of the chef)

[蛸背「りょうりにんのやくめ (ft.音街ウナ、初音ミク)」歌詞]


撫でるように包丁を差し込み
ゆっくりと開いていく
まだ生暖かい跡の残る君の残してくれたお肉


今朝まで包丁が触れていたのは豚肉や人参だったのに
今朝まで手のひらが触れていたのは君の不器用な背だったのに

最後に君は私に言った

「僕の体を食べてくれ。僕が死んでも
二人の中で生きられるように」


それが私の役目


炒めて揚げて煮詰めて蒸したら
涙が乾かぬうちに油をかけて
忘れぬ愛情を紡ぎゼラチンを混ぜて

殺して砕いて混ぜて溶かして
最後に[?]を乗せれば[?]君を囲む最後の晩餐