初音ミク (Hatsune Miku)
二丁目の怪人(と私) (Nichoume no Kaijin (to Watashi))

[Verse 1 : Hatsune Miku]
二丁目の怪人は
他人のペットを食べる
彼女のオカメインコは
もう帰ってきやしない

[Verse 2 : Hatsune Miku]
二丁目の怪人は
自分の里を探してる
来たくて来た訳じゃなく
とっくに帰ってしまいたい

[Verse 3 : Hatsune Miku]
白い壁に巨大な木陰が映る
普遍的な日曜の夕焼け
誰もが心を町に委ねて
ぼんやりとため息をついて

[Verse 4 : Hatsune Miku]
立ち並ぶ軒に香る夕飯
自分の家に思いを馳せ寄せて
とある誠実な小市民は
自分の愛犬の死骸を見る

[Verse 5 : Hatsune Miku]
携帯を そっと閉じ
欠伸して 窓を見る
[Verse 6 : Hatsune Miku]
また狂ってるこの時計
私の中の腹時計
良い噂が聞こえない
進路はちっとも決まらない

[Verse 7 : Hatsune Miku]
白いノートに巨大な落書きを描く
普遍的な月曜の朝
すっかり心を昨日に忘れて
大きな大きな欠伸して

[Outro : Hatsune Miku]
二丁目の怪人のニュースが
どうしても頭から離れずにいるの
私が思うにそいつの狙いは
自分自身を知りたいんだ