かたちのない宇宙
輪郭を割ってあげるから
遠くの窓から
きみが来るのを待っている
いつか
抜けたページを撫でた
いつになれば始まる?
この宙をひとり歩き続けたよ
黒い幕の中で星を摘んで弾いた
かたちのない宇宙
輪郭を割ってあげるから
遠くの窓から
きみが来るのを待っている
知らないことは無いのに
きみの全てだけ分からないんだ
どこにもいない鼓動
ここはいつかのゆめ
息が出来ないみたいだ
いつになれば終われる?
箱に入った猫のように不確かな
きみのその指にそっと手を重ねてた
かみさまになったら
忘れちゃうような言葉さえ
掴んでいたいんだよ まだ
ばら撒いた星を見てる
かたちのない宇宙
輪郭を割ってあげるから
遠くの窓から
きみが来るのを待っている
いつか