初音ミク (Hatsune Miku)
たゆたう箱の中で (Tayutau Hako no Naka de)
まだ寝たくない
灯りの下微睡む私に
巧妙さなんてない
終わりを捨てたまま溶けたい

ただ頑なに 語るに落ちる私の気持ちに
解を与えてたい
嫌な正解とか望んでない

言葉に代えて 殯に近付いて
虚偽に埋められた それが泡沫のすべて

言いたい事なんか既に切って貼って飛ばした
雑多に膨らんだ袋に穴をあけ 縛って
贅沢の後悔は次の日には無くなるからね
いいや もう寝ようか
明日には蓋を開け 笑って

まだ寝たくない
奥に据えた視界に一筋
光明探してたい
蛹を脱いだまま問うてたい

ただ暗くなり
篝に焼べた大人の世界に
忖度はもういない
身体を預けたまま惚けたい
特にこれからする事も無いでしょう
今は繋がれたそれだけが道標

見えない物なんか常に勝手だって暈した
さんざめく夕立が心に穴をあけ 光って
最悪の状態は次の日には無くなるからね
いいや もう寝ようか
変わらず蓋を開け 縋って

言葉に代えて 殯に近付いた
虚偽に魅入られた それは麗らかに溶けて

言いたい事なんか既に切手貼って飛ばした
雑多に膨らんだ袋の穴を寄せ 縛って
贅沢の後悔は次の日には無くなるからね
いいや もう寝ようか
夢でも蓋を開け 笑おうか

縋ろうか

笑ってた