Imperial Circus Dead Decadence
夜葉:罪と罰の螺旋――。 (YoRHa: Tsumi to Batsu no Rasen――。) (Kanji)
斬撃 屠る灰の弦 瞬間に終わる機械の命(めい)
奪い合うことを繰り返す此の地に刃を突き刺しながら
叫びとは狂える様な惨禍か
驚嘆 幸福 恐怖 哀情 災禍に塗れた感情の意味は
■問■
躰と精神が徹底的に別たれていたなら
必要のない此の感情の存在も許されるのか?
躰と精神が徹底的に別たれていたなら
傀儡なら 心が無いなら 何故此れ程までに焦がれたのか
(Hito naranu ningyou no sakebi)
「滅びと再生を永遠に繰り返す価値の所在は何処にある?
千切られた虫の手足のように、運ぶ生命(いのち)を失い。
なおも永らえようとする此の命(めい)の価値とは何処にある?」
其の存在が不透明な命(めい) 終わりもなく繰り返すは
争う事それ其の物が映る硝子の揺り篭を殺しながら
嘆きとは蕩ける様な甘美か
軽蔑 興奮 困惑 罪悪 災禍に塗れた感情が
■問■
躰と精神が徹底的に別たれていたなら
必要のない此の感情の存在も許されるのか?
躰と精神が徹底的に別たれていたなら
傀儡なら 心が無いなら 何故此れ程までに焦がれたのか
■訴■
至らぬ夜は(YoRHa)、濡れた血の色に、罪の無い命に。
「Inochi naki ningyou」 な儘で、答えも見えぬ侭―――。
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融け合う躰と精神が分離して砕けるならば
必要のない此の感情の存在も許されるのか?
躰と精神が徹底的に別たれていたなら
傀儡なら 心が無いなら 何故此れ程―――。
■訴■
至らぬ夜は(YoRHa)、濡れた血の色に、罪の無い命に。
「Inochi naki ningyou」 な儘で、月の涙 照らされた光が 想いが去り―――。
「其の想いが去り―――。」
■訴■
至らぬ夜は(YoRHa)、濡れた血の色に、罪の無い命に。
「Inochi naki ningyou」 な儘で、答えも見えぬ侭―――。
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(Ai to wa kurau kuruu) 月ノ光ニ照ラサレ……
Everything that lives is designed to end
Is this the curse or (some kind of) punishment?
「繰り返される問と訴え、其の答えを私は知らない。
此れは呪いか、それとも罰なのか。
続く問答のように、滅びへと向う螺旋の中で苦しみと輝きを繰り返す。」
「私は、其の輝きを美しく、そして尊いと感じている―――。」