Imperial Circus Dead Decadence
エイレイテュイアのワルツ (Eileithyia no Waltz) (Kanji)
「罪を贖う為に 罪を犯す 運命が 第四の扉を開ける→」



【彼女は彼への思いを微塵も失うこともなく、前へ進む。
その結末が週末に向かおうとも―。】

雨は何時止むのだろうか 暗い夜は明けるのかな
かなわぬ願い 望むのは 私がまだ 私でいるから?

別れたのは心じゃない 消えていくのは想いではない
そこにいたいよ ここに 裏腹が示すかたちは―?

あの丘で見た世界が 永遠のときを 失い 散る
あまりに儚い生命(いのち)は 泡のようにバラけていく
一振りの断罪の鎚 赫く紅い罪色に染まる
ああ 私は穢した 誇りも血も聖痕(スティグマ)も

想いを歌にのせて伝えよう 遥か遠くの貴方まで
私は此処で生きています 貴方に恋をしています―と

様相(すがた)が変わり 歪んでいく私にのまれないように
気持ちを つよく つよく もって生きる 貴方が教えてくれた

幾夜も 幾夜も 願ったの 戻らぬ他愛ない日々を
罪を胸に十字を刻む 痛みは願い 現に―
心の在ルベキ 場所は貴方に それから眠りにつこう
いつかまた会えますように ここでまた会えますように……

La la la la la la la la la la la la la la…
La la la la la la la la la la la la la la…
La la la la la la la la la la la la la la…
La la la la la la la la la la la…

「想いを歌にのせて伝えよう 遥か遠くの貴方まで
私は此処で生きています 貴方に恋をしています―」



【虚構ノ苛ム 罵声ハ 美ヘヲ断チ切ル―】

人とが閉ざした箱庭は 絶つ者 鋏で 終わる
赫はやがて黒に近づき 雨はその強さを増して



「もう…止められないな……」