Imperial Circus Dead Decadence
断罪の焔と恋人達の輪舞曲 (Danzai no Honoo to Koibito-tachi no Rondo) (Kanji)
「少女は彼の為に、彼は少女の為に孤独へ落ちる
愛ゆえの別れは悲しみの涙を纏って……。」

少女を貫く痛みはやがて 焔と為り罪人を灼いてく
溢れる殺意を抑えこむたび 心の深き獄  釘打たれる様

貴方にはもう逢えないの 私 醜い化物 蝕む心
それでも想いは募り止まない 其れ故に言葉は餌食と散り消え……

貴女が変わり果ててしまおうとも 想いが変わることは決して無い

悲しいくらい馬鹿なヒトね 突き放す台詞吐いてみても
汲めども瞳(め)から止まらない 涙が流れて

此の血が枯れ果てて 命が終り告げようとも
死ぬ程 愛しい 貴女のそばにいたい……

人の業が招いた 運命の悪戯に 舞い散る「死」と「絶」
恋人達の輪舞曲
嗚呼 ・・ 愛しています…… 「」



「少女の背から放たれた焔はあらゆる命を奪い灼けた。
望まぬ力、その罪と罰に弄ばれる少女に、男はただ無力だった。」
悦び嗤う呪詛が寄生する 咽び啼き眼から散々と……
好きだと言われ嬉し悲し心 葛藤(ジレンマ)苦し恋とはかくも悲しい

ワタシモアナタトトモニイタイ……

消えないで  私のそばにいておくれ 痕(きずあと)も絶望も愛せる人よ……

悲しいくらい馬鹿なヒトと 自分に言い聞かせてみても
目から溢れてとまらない 涙が流れて

この身が朽ち果てて 命が終り告げようとも
死ぬ程 愛しい 貴女とともにいたい……



「人の業が招いた 運命の悪戯に 舞い散る「死 と「絶」
恋人達の輪舞曲」

嗚呼 愛を止めることが出来ず 二人抱き合い
破滅へと向かう接吻(くちづけ)を交わす

こんなに好きなのに 此処にいられない

悲しい運命(さだめ)に 消えないで恋し続けて 舞い上がる「羽」 と「翼」
悲哀の残酷劇
嗚呼 ・・ 愛し続けて…… 「」



「あの時と、私達の軌跡を埋められていたみたのか―。」