[ラオン「ENDROLL」歌詞]
[Verse 1]
常夜灯が照らしたのは
一つの結末
散らばるガラス片と同じ
数の勘違いを重ねてた
どうにも組み合わさらない
それを拾い集めて
何も言えぬまま夜明けを待ってた
[Pre-Chorus]
気付いていたんだろう 過大な理想
押し付けあって 歪めあった
僕達のシナリオは
もう二度と交わらないと
こんな僕をどうか笑ってくれよ
[Chorus]
もうどうしようもないんだね
エンドロールのその後に
今更咲いたアネモネ
手折ることもできないんだ
何千回交わした言葉たちも
呪いに変わっていくなら
それを解くのはきっと
あなたしかいないよ
[Verse 2]
Mm, 皮肉なくらいに
きらめいた街明かり
土砂降りの酸性雨に打たれ
視界の端っこ
無意味な数字の羅列にさえ
影を見出してしまう
千鳥足で一人歩く まるで亡霊
[Pre-Chorus]
綺麗なはずの
始まりまで汚れてしまうよ
[Chorus]
もうどうなったっていいだろう
エピローグは期待外れ
このまま全部溶かされ
思い出ごと消えたいんだ
そう言ってあなたの名残ばかり
水をやるような日々だ
手放すなんてずっと
できるはずもないよ
[Bridge]
あの時 僕ら確かに
同じ未来を見て笑えた
この痛みは どうか消えないでくれ
ガラガラのレイトショウの
エンドロールの途中で立ち上がったあなた
くだらない蛇足は見たくもないと
[Chorus]
もうどうしようもないんだね
エンドロールのその後に
今更咲いたアネモネ
手折ることもできないんだ
何千回交わした言葉たちが
呪いに変わったとしても
それを抱えていくしかないんだ
[Outro]
バイバイ、さよなら愛した人よ
こんな虚しい幕切れだ
バイバイ、さよなら愛した人よ
手放すなんてずっと
できるはずもないよ